少子高齢化や国の政策、経済の不況など色んな要因により、これからの日本は富裕層と貧困層の二極化が進んでいくだろうと言われています。
そんなご時世のなか必要になってくるのは、自分で稼ぐ力です。自分で稼ぐ力があると、企業の業績に左右されることなく、しっかりと収入を得ることができます。
今回は、なぜ自分で稼ぐ力が必要になってくるかと、自分で稼ぐために必要なスキル、そして今から挑戦できるビジネス3つをご紹介します!
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これからは自分で稼ぐ時代
これまでは、正社員で大企業に勤めていることが安定だと言われていました。しかしSNSやメディアなどで、「大企業=安定」の時代は終わったという情報を目にすることがあるのではないでしょうか?
「なんだかんだ言っても、安定した会社に勤めていれば、自分は大丈夫。」そんな風に思っている方もいるのでは、と思います。
しかし、これからは企業や国に頼らず、自分で稼ぐ力が必要です。それはなぜなのでしょうか。まずは現状把握をするために、政府の政策と企業側の発言について2つに分けて説明していきますね!
政府:定年雇用努力の義務化
2019年5月、政府は日本の企業に「定年雇用努力の義務化」を発表しました。噛み砕いてに説明すると、
企業は、高齢者が希望すれば70歳まで働き続けられるように努力しなければならない。起業したりフリーランスとして働く場合にも、継続的に業務委託するなどして、雇用の努力をしなければならない。
というように、企業は高齢者が働けるように努力しないといけないルールを作ったのです。
企業:終身雇用の崩壊
一方、企業はというと定年雇用努力どころか、終身雇用を続けることは難しいと言及しています。
「正直言って経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。」
ー経団連 中西会長 引用元:日テレNEWS24
2019年に経団連の中西会長が上記のように話しており、大手自動車メーカーであるトヨタの豊田社長も「終身雇用を守っていくのは、なかなか難しいのではないかと思っている。」と発言をしています。
実際に企業のリストラは進んでおり、東京商工リサーチの調査によると、2019年1〜9月に希望退職者を募集した上場企業は27社と報告されています。そして対象人数は、1万342人と6年ぶりに1万人を超えているのです。
政府・企業の対応をまとめると…
少子高齢化により、年金すらも受け取れるか保証がない時代に、政府は「定年雇用努力」として企業に責任を負わせたい。しかし企業側は、終身雇用を守れないと発言し、実際に大手企業がリストラを行っている。
というように、政府も企業も責任を負うことができないのが今の状況です。企業が会社員に副業を進めるのも、このことが関係しています。
そんな明るい未来が見えなくなりそうな状況ですが、実際に自分の力で稼いでいる人がいるのも事実!今のうちに自分で稼ぐことができるようになると、気持ち的に楽になり、仕事が楽しいと思う人が多い傾向にあります。
自分で稼ぐために必要なスキル3選
自分で稼ぐようになるためには、ある程度のスキルは持っておきたいもの。ここでは、自分で稼ぐために身につけたいスキルを3つご紹介します!今日から実践できるので、できそうなことからやってみてくださいね。
自分で稼ぐために必要なスキル1. 継続力
自分で稼ぐために何よりも大切なのは、日々継続して行うスキルです。数日頑張ったからといって、すぐに稼げるようになったり事業をつくれたりすることはありません。目標に向かって、数年、数十年と継続していくことが大切です。
方法:尊敬する人のSNSをフォローしておく
「継続が大事と頭ではわかっていても、行動となると難しい…」と思う方が多いと思います。継続をする方法として、尊敬できる人のSNSをフォローすることがおすすめ!ビジネスで成功している人は当たり前に継続をしていて、その努力をSNSで発信していることがあります。
参考に、私が頻繁にチェックしているアカウントを載せておきます。ぜひ皆さんも目標とする人のアカウントをフォローして、モチベーションを維持してみてくださいね。
元々Googleやリクルートで働いていた、竹花貴騎さん
現在27歳の若さにして、世界中に会社を持っている竹花さん。プライベートジェット機で、世界を飛び回っている方で華やかな生活を送られています。以前SNSで、スティーブ・ジョブズやイチローなどを例に挙げ、“今日くらいは、なんてない。彼らの足元には及ばない。勝っているものはまだない。ただ唯一同じことは俺は毎日継続できる人だということだ。”と発言されていることからわかるように、人と比べ物にならないくらいの努力をされている方です。
妻や彼女に年に一度ダイヤの指輪をあげるよりも、毎日のキスと感謝の方が愛を感じさせられる。大事なのは量ではなく継続。「今日だけは」とか「明日でいいや」とかその時点で何も成し遂げない。
— 竹花 貴騎 (@takaki_takehana) March 11, 2020
ブロガー・プログラマー・Youtuberなど幅広い肩書きを持つ、マナブさん
ブログとアフィリエイト、プログラミング、Youtubeで年収1億を稼ぐマナブさん。「個人で稼ぐスキルを身につけたい!」と思っていてTwitterをやっている方なら、ほとんどの人がマナブさんのアカウントをフォローしているのではないでしょうか。毎日、#今日の積み上げ というハッシュタグとともに、その日にすることをツイートし、毎日コツコツと作業をされています。
結局のところ、成功する人って、何度も挑戦しますよね。
大きな失敗をしても、また会社を作り直し、数年後には成功していたりする。僕の周りでも、若くして起業して、失敗した友人が多い。僕もその1人です。でも再チャレンジしまくるので、確率的に、いつかは成功するという感じ😌— マナブ@バンコク (@manabubannai) March 22, 2020
自分で稼ぐために必要なスキル2. 営業力
自分で稼ぐために必要なスキル2つ目は、仕事を受注するための営業力です。自分ひとりで働くとなると、待っていても仕事はやってこないので、企業または個人事業主に自ら営業をかける必要があります。
方法:会社・オンラインサロンで学ぶ。SNSをする。
何もわからない状態で、営業力をつけた方がいいと言われても、何から始めたらいいか分かりませんよね。もし現在会社で働いているなら、職場の営業職の方の仕事のやり方を観察してみたり、自ら営業の仕事をしてみるのはいかがでしょうか?現場で実際にやってみると、感覚を掴めるようになります。
それが難しいなら、オンラインサロンや本で学ぶことがおすすめ!また最近では、SNSで発信をすることで、企業から発注が来ることもあるので、「何からすればいいかわからない!」という方は、SNSで発信を初めてみるのがいいかもしれません。発信することが営業にもなります。
自分で稼ぐために必要なスキル3. 相手の気持ちを汲み取る力
自分で稼ぐために必要なスキル3つ目は、相手の意図や気持ちを察する力です。会社だと、ミスをしても職を失うことはないことがほとんど。しかしフリーランスや個人事業主などで、会社に頼らず自分の力で稼ぐとなると、状況は一変します。
相手が求めるレベルに達しない場合や、相手が満足する結果が出なかったときは、契約終了してしまうことも…。そのため、クライアントがいて成り立つ仕事の場合は、クライアントの気持ちを汲み取る力が必要になってくるのです。
方法:相手の立場になって考えるクセをつける
仕事をするときに、相手の立場になって考えるようにすると、相手の気持ちを汲み取る力は、徐々についてきます。例えば、上司に任されていた仕事を終え、上司に報告しなければならないときに、どう報告されると相手は分かりやすいか考える、などです。
自分の力で稼ぐ方法3つをご紹介
自分で稼ぐには、会社員時代からコツコツと行動していくことが大切!ここでは、今から始めることができる3つの方法をご紹介します。「やってみたいな…」と思うものがあれば、今日から始めてみてくださいね!
自分で稼ぐ方法1. ブログ
ブログを運営することにより稼ぐ方法です。収入を得る方法はいくつかありますが、代表的なものだと、アフィリエイト(商品を販売すると、企業から報酬が得られる仕組み)や、広告掲載が挙げられます。
ブログを始めるのは簡単ですが、稼げるようになるまで半年以上かかると言われています。しかし集客数が増えて稼げる仕組みができると、しっかりと稼げるようになりますよ。
自分で稼ぐ方法2. 輸入ビジネス
輸入ビジネスとは、海外の販売サイトやオークションなどで商品を仕入れ、国内のネットショップやオークション、ショッピングモールなどで販売するビジネスのこと。仕入れ先との交渉や契約関係、輸入の手続きなどが難しいイメージですが、個人で稼ぐことができます。
自分で稼ぐ方法3. SNS
SNSで稼ぐと聞いてもピンとこないかもしれませんが、InstagramやTwitterで稼ぐことは可能なんです!自分のファン(フォロワー)がたくさんいると、企業の商品を投稿して報酬を得るというビジネスが成り立ちます。
ファンを増やすまで、ある程度の期間を要するかもしれませんが、SNSを育て上げることができると、自分の力で稼ぐことができますよ。
まとめ
今のうちに自分で稼ぐ力を身につけておくと、企業の業績に一喜一憂することなく、自分で人生の舵を取ることができます。今は、自分の個性を活かして、いかにファンがいるかが大切な時代。なので、まずはSNSで発信を始めてみるのもいいかもしれません。
「好きなことを仕事にしたい」という方は、あわせてこちらもチェックしてみてくださいね。