仕事もプライベートも人生の転機が多い30代。キャリアについても「このままでいいのだろうか」「結婚や出産をしたあとが不安…」など、悩みがつきない時期でもあるのではないでしょうか。
今回は、30代の女性に多い仕事の悩み5選と解決法、そして会社で働く以外の選択肢である、フリーランスと起業について紹介していきます。
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30代女性に多い、仕事の悩み5選
30代といえば、結婚や出産、そして仕事では次のキャリアを考えないといけないといったような人生の一大イベントがたくさん。どうなるか分からない未来のことを考えて、不安になってしまうこともあるのではないでしょうか?
そんな方々におすすめしたいのは、理想のワークスタイルを実現するために行動すること。今からでも遅くありません。自分の価値観にあった働き方を叶えてあげると、仕事もプライベートも充実する傾向にあります!
そのためには、まず仕事の悩みを解決することがファーストステップです。ここでは、30代女性の仕事の悩み5つと、その解決法をご紹介します。
仕事の悩み1. 本当にやりたいことが見つからない焦り
「20代でなんだかんだ仕事を頑張ってきた。でも、やりたいことかと言われると、そうでもない。」「生き生きして仕事をしている人に憧れる」そんなことを思ったことはありませんか?
そのような方は、やりたいことや好きなことを仕事にしていなかったり、納得のいく仕事をしていなかったりする傾向にあります。
自己分析、トライ、検証をしてみてみる
「好きなことを仕事にして、ワクワクする日々を過ごしたい!」という方は、やってみたいことや好きなことを見つけることから始めてみるのはいかがでしょうか。今からでも遅くはありません!下記の3つのステップがおすすめです。
1. 自己分析
下記の(1)〜(7)を思いつく限り、紙に書き出します。
(1)興味があること
(2)興味がないこと
(3)得意なこと
(4)苦手なこと
(5)やってみたいこと(大小問いません!)
(6)好きなこと
(7)今持っているスキル
書き出したら、興味があることや得意なこと、やってみたいことの中から、将来的に少しでも仕事に繋がりそうなことを、いくつかピックアップします。
2. トライ
ピックアップしたなかで、一番やってみたいことを1つ選び、トライしていきます。ポイントは、「もしかしたら向いてないかも…」という感情は捨てて、とにかくやるのみ!平日は仕事で忙しい方は、土日や仕事終わりなど、空いた時間を使ってトライしてみてください。
3. 検証
1ヶ月くらいやってみて、どうだったかを振り返ります。面白いか、ワクワクするか、続けられそうかを軸に考えてみましょう。楽しくて続けられそうであれば、継続していく流れです。合わなかった場合は、1でピックアップした他のことにチャレンジします。
私は、やりたいことが見つからなくてモヤモヤしていたときに、この方法を取り入れました。まずはプログラミングに挑戦しましたが、退屈すぎて続きませんでした。笑 その後、トライしてみて自分に合っていたのが、ライターでした!やりたいことを見つけたいなら、とりあえずやってみるのが一番だと思います。
仕事の悩み2. 出産後のことを考えると不安
30代女性の悩みで多いのは、結婚・出産後のキャリアについてではないでしょうか?子どもを産んでも、仕事を続けることができる職場は増えてきているものの、まだまだ体制が整いきれていないのが、ほとんどの企業の現状です。
子どもを産んだあとのキャリアが想像できる働き方をする
「女性が働きやすい会社=子育てと仕事を両立できる会社」という訳ではありません。なぜなら、女性が働きやすい=自分に合った会社とは限らないからです。
子育てもキャリアも両立したいなら、産休・育休の利用と復職の実績のある会社を選ぶのがおすすめ!そして、実際に子育てをしながら働いている人がいるところがいいかもしれません。
または、自分で仕事のスケジュール組みができるフリーランスとしての働き方を選んだり、思い切って起業するのも一つの手です。
仕事の悩み3. 今の仕事を続けるべきか、辞めるべきか
「今の仕事で、我慢できないくらい嫌なことがない」「好きな仕事ではないけど、続けようと思えば続けられる」そんな状況のときに、今の仕事を続けるべきかどうか悩むことが多いと思います。しかし、今モヤモヤしているのなら、早いうちに解決しておきたいところですよね。
悩む理由・原因の棚卸を行う
解決法は、悩む理由や原因の棚卸を行うということ。「今のうちに仕事を辞めて、転職するべきかも…」と思う原因は1つではなく、様々な小さいことが原因となっていることが多いです。
まずは、小さいことでもいいので、不満やストレスの原因、なぜ迷っているのかを全て紙に書き出して、棚卸することがおすすめです。
仕事の悩み4. 仕事がきつい。体力の限界…
労働時間が長かったり、土日も働く日があったりすると「体力の限界かも…」と感じる方も多いのではないでしょうか。仕事に1日のほとんどの時間を費やしていると、プライベートの時間がなくなってしまいますよね。
今までのキャリアを活かして、できることはないか考える
そんな方は、20代から積んできたキャリアを活かして、フリーランスや起業などの次のステップを考えることがおすすめ!
フリーランスや起業ときくと、どこか遠い存在の実現性が低い働き方と捉えてしまうかもしれません。しかし、最近は独立して働く女性は増えてきています。まずは会社員をしながら副業から始めることができるので、副業から少しずつ挑戦していくのもありです!ある程度自分の力で稼げるようになってきたらフリーランスになり、仕事が大きくなってきたら起業するという流れでも良いと思います。
仕事の悩み5. 給料が上がらない
性別問わず、給料が上がらないという悩みを持っている人は多いと思います。国税庁の民間給与実態統計調査(平成30年度)によると、前年度から比べると女性の平均給与は上がっているものの、女性の給与は男性の給与のおよそ半分なのが現状です。
転職を検討する
業種によるかもしれませんが、同じ仕事量でも「会社によって給料が100万円あがった!」なんてことは実際にあります。今の会社でこれ以上給料が上がりそうにないときは、他社に目を向けてみるのもあり!条件が揃えば、思い切って転職しましょう。
自分のワークスタイルで働きたい、給料面でもっと上を目指したいという方は、個人事業主になることも、解決策の1つです。
悩み続けるよりアクションを起こす!働き方の視野を広げてみては
上の章で、フリーランスと起業について少し触れましたが、「一体、フリーランスとは…?」「起業って大きいことのように聞こえる」という方もいるのではないでしょうか。ここでは、「フリーランスの働き方」と「起業」について説明します。
フリーランスで場所にとらわれない自由な働き方を
フリーランスとは、企業や団体に所属しておらず、自分のスキルを提供することにより収入を得ていくという働き方。フリーランスと呼ばれるほかに、個人事業主や個人企業法人、自由業などといわれることが多いです。
仕事の幅は広く、有名な仕事でいうと、エンジニアやプログラマー、WEBデザイナー、ユーチューバー、カメラマン、ライター、ブロガー、メイクアップアーティストなどが挙げられます。
職種にもよりますが、自分でスケジュールをコントロールできたり、パソコンを使った仕事だと場所にとらわれない働き方を実現することができます!
思い切って起業を。これからは女性が活躍する時代
起業とは、言葉のとおり新しく事業を起こすことです。法人化して、自分の会社をもって経営することをいいます。起業と聞くと、男性がするもの…というイメージがあるかもしれませんが、女性で起業する人は増えてきています!
なかでも人気のある起業例は、美容系サロンやネイルサロン、インターネットでのショップ経営、セレクトショップ、ハンドメイドショップなど様々です。
自分らしい生き方を実現するため、収入を増やすため、大きいことにチャレンジしてみたいなど起業する理由はそれぞれかもしれませんが、やりたいことがある方にはおすすめです。
30代はこれまでの経験をもとに大きく飛躍できる年齢!
30代では仕事の悩みがつきないと思いますが、悩みを1つずつクリアにしていくと、自分らしい働き方が実現できると思います。この機会に悩みを解決して、数年先にどういったワークスタイルを実現したいかを考えてみるのがおすすめです!
まずは仕事を充実させて、プライベートもより楽しいものにしていきましょう。