「優秀な女性リーダーになりたい!」
こう思ったことはありますか?
日々仕事を頑張ってキャリアアップさせていく中で、「リーダーになりたい」という気持ちって出てくることがあると思います。
でも・・・
「優秀なリーダーってどんな人なんだろう?」
「女性リーダーとしての使命って?」
「女性リーダーとしての役割・要素を知りたい!」
こういった気になる疑問にお答えすべく、今回「女性リーダーの役割と準備しておきたいこと」をご紹介していきます。世界で有名な女性リーダー達も参考にしてみてくださいね。
Contents
優秀な女性リーダーになりたい!そもそもリーダーシップとは
優秀な女性リーダーになりたい!
そう思ったら、まずは「リーダーシップ」とは何か?を理解しておかなければなりません。
リーダーシップとは「指導者としての資質。統率力。」のことを指します。
具体的には・・・
・目標の設定
・達成のための体制構築
・達成のためのモチベーションを維持
・課題や問題を解決に導く
こういった能力があるリーダーはリーダーシップがあるということです。
リーダーシップとマネジメントの違いを理解しよう
リーダーシップとマネジメント。
似たような言葉ですが、この言葉の違いも理解しておきましょう!
リーダーシップとは「目標達成へ向かって進めていく役割(方向性を示す役割)」、
マネジメントとは「目標達成へ向かって組織を管理する役割(戦術を策定する役割)」。
大きな違いはここにあります。
また、
「組織を統率する人:リーダー」
「組織を管理する人:マネージャー」と呼ばれています。
リーダーがメンバーの士気を高め、鼓舞していく事に対し、マネージャーはメンバーの管理調整をしていく役割があります。
ぞれぞれの役割の違いを頭に入れておきましょう。
世界で有名な女性リーダー
ここからは世界で活躍する有名な女性リーダーや偉人をご紹介します。
ぜひヒントにしてご自身にも取り入れてみてください!
マーガレット・サッチャー
イギリス初の女性首相(在任期間1975年-1990年)で「鉄の女」とも呼ばれていました。
何度も映画化されているので知っている方も多いと思います。
彼女は男性優位の社会の中で首相の座を手にし、イギリス経済の建て直しを図り政策を遂行していきます。賛否両論はあったのものの、熱意とクールな姿勢で次々と実行していく姿はキャリアアップを目指すあなたにとって共感することも多いのではないでしょうか。
リーダーは好かれなくてもよい。しかし、尊敬されなくてはならない。
引用:マーガレット・サッチャーの名言・格言
アレクサンドリア・オカシオ=コルテス
アメリカ初の最年少下院議員となった女性です。
労働者階級出身で、家計を助けるため掛け持ちでアルバイトして一日18時間働いていた過去もある彼女。若い世代にも政治に関心を持ってもらおうとSNSを駆使して活動しています。(twitter:@AOC、instagram:Alexandria Ocasio-Cortez)
貧困、移民、女性の権利、水質汚染問題・・・様々な政策を挙げ「庶民・弱者の味方」である彼女が大統領になる日は近いかもしれないほどの注目人物です!
「正義とは」の演説も多くの人が心を動かされたので要チェック。
正義は、お行儀いいのと黙っているのは同じじゃないと確かめること。
引用:【全訳】「正義とは」米国史上最年少の女性下院議員による歴史的演説
グレタ・トゥーンベリ
スウェーデンの若き環境活動家でなんと2003年生まれ!
たった一人で「気候のための学校ストライキ」を始め、その運動は世界中に共感を広めていきます。数々のスピーチを行ってきた彼女の国連での「怒りのスピーチ」は反響も大きく記憶に新しいものです。
ただ思っているだけでなく、言葉と行動で示している姿勢は周りを巻き込み、学ぶことも多いはず。グレタさんのtwitterもぜひ!@GretaThunberg
女性リーダーに求められる役割は大きく分けて3つ
女性リーダーに求められる役割について見ていきます。
女性リーダーが求められる役割1. 統率力
まず求められる役割として「統率力」があります。
リーダーシップとは「目標達成へ向かって進めていく役割」と前述しましたが、リーダーはチームが向かうべき目的地(=目標・ゴール)をきちんと設定することが大事になってきます。目標が定まっていないと迷ったり、何をすれば良いかわからなくなったり、チームがなかなか動けなくなることも・・・。方向性を明確に示し、ゴールへと引っ張ってくれるリーダーだとチームは不安なく進むことができます。
女性リーダーが求められる役割2. 職場の環境整備
次に「職場の環境整備」が女性リーダーには求められます。
では、「環境整備」とは何かというと「コミュニケーション」です。
メンバー同士で意思疎通ができていないと一つの目的地へと進むことが難しくなってきますよね。悩み事を相談できる環境、共有できる環境、協力し合える環境はコミュニケーションができている環境だと言えます。まずは、誰でも意見交換できるよう女性リーダーのあなたが率先して、リラックスした雰囲気を作ってあげましょう!
女性リーダーが求められる役割3. メンバーのお手本になる
「リーダーは背中で語る」こういった言葉を聞いたことがあると思います。
怠けるリーダーには怠けるメンバーが多く、しっかり働くリーダーにはメンバーもしっかり働いていることが多いです。組織のメンバーはリーダーのことを常によく見ているため、メンバーのお手本となるよう心がけましょう。
言葉だけの人間よりも、行動で示す人間のほうが信頼できますよね?
その行動をメンバーはちゃんと見ていて良い影響を与えます。尊敬されて、ついていきたい!と思えるようなリーダーを目指しましょう!
結果を残せる女性リーダーになるために準備しておきたいこと
会社にとって結果や成績は重要です。
ここでは結果を残せるリーダーとして何が必要なのかを考えていきます。
コミュニケーション力を磨く
様々なメンバーがいる組織のメンバーを動かすためには、コミュニケーション力は大切です。実際にメンバーが主体性・自発性を持って行動できる組織には、コミュニケーション能力が高いリーダーがついていることが多いです。メンバーの満足度や充実感につながる接し方を意識して行いっていきましょう。
周囲からの信頼を得る
「あの人って無責任だよね」「いつも口先だけだよね」
こんな言葉を言われるリーダーには誰もついていきたいとは思えないですよね・・・
女性リーダーはいつも信頼される存在でなければなりません。
基本的なことですが、「約束を守る」「指示だけでなく行動もする」「見下した発言をしない」「きちんと相談に乗る」など、こういった一つ一つのことに対応する誠実な姿勢はメンバーの信頼を得ていきます。信頼貯金を増やしていきましょう!
仕事を任せられる人になる
女性リーダーとして、メンバーに仕事を与え、任せましょう。
時には失敗することもあるかもしれませんが、リーダーが責任を取る覚悟で仕事を任せるのです。「過去に失敗されたことがあって怖くて任せられない」そんなリーダーもいるかもしれませんが、自分がやった方が速いからと一人で抱え込んだり、業務量が人によって偏ったりすると、チーム全体の力を低下させてしまいます。優秀なリーダーは部下を育てる・成長させることも上手です。まずは「失敗するチャンス」を与えることが大切です。メンバーがいてこそ、目標に向かって進むことができるので、感謝の気持ちを忘れずに仕事を任せていきたいですね。
PDCAを回すことができるようになる
目標に向かって、ただ決めたことを実行することだけではなく、成果に結びつけるためにはPDCAサイクルを回すことが必要になります。
PDCAサイクルとは、
①Plan(計画)→②Do(実行)→③Check(評価)→④Action(改善・見直し)
これを繰り返し行うこと。
①Plan(計画):目標設定を5W2Hで作る。誰が(Who)、いつ(When)、どこで(Where)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)、いくらで(How much)を使って、具体的に決めていくことでプランニングすることができるようになります。
②Do(実行):①Planで計画したことを実行する。ここでのDoは「試行」も意味しています。ただ計画したことを遂行するのではなく、「実行してみた結果、有効だったかどうか」という検証の意味もある段階です。
③Check(評価):「設定した目標や計画は達成できているか、計画通りに実行できたのか」ということを検証する。できた場合とできなかった場合、それぞれの要因や原因を分析し、検証結果をまとめます。
④Action(改善・見直し):③Checkで検証された分析や問題について改善点を考える段階。良かった点は継続し、できなかった点は改善点を考えます。解決策や選択肢は多く持ち、計画を中止したり延期したりすることも考えましょう。
こういったサイクルを繰り返し行うことで、問題点や解決策に気づく目を養うことができ、目標に向かってブレずに進むこともできるでしょう。
女性リーダーのタイプは1つではない。あなたらしいリーダーシップを
いかがでしたか?
リーダーとしての役割は様々で多岐にわたりますが、正解はありません。
あなた目線でチームを見て、あなたらしいリーダーシップで働くことが一番だと思います。今回ご紹介したことをぜひ実践してみてください。これからの日本は女性リーダーが引っ張っていきましょう!